両家顔合わせで着るべき女性の服装｜マナーを押さえて楽しい食事会に
両家顔合わせで着るべき女性の服装｜マナーを押さえて楽しい食事会に
両家顔合わせの服装に迷ったら、「清楚できちんと見えるワンピースやセットアップを、会場の格と両家の雰囲気にそろえて選ぶこと」が基本です。結婚を控えた二人と家族が集まる顔合わせの食事会では、第一印象を決めるのはほとんどが見た目と立ち居振る舞い。露出を控えた膝丈前後のワンピースや、上品なブラウスとスカートのコーデなら、高級ホテルや料亭、レストランでも安心です。本記事では、フォーマル・セミフォーマル・スマートカジュアルなど服装の「格」の違いを整理し、シーン別のおすすめコーデと、素足を避けるなどの基本マナーを分かりやすく解説します。何を着れば失礼にならないか不安な花嫁さんは、まずここから一緒に整えていきましょう。
両家顔合わせの服装の結論｜一番外さないのは「きれいめワンピース」
両家顔合わせの服装で迷ったときは、「清楚で上品なきれいめワンピース」を軸に考えると、大きく外れることはありません。結婚前の節目となる食事会では派手さよりも清潔感と落ち着きが何より大切です。
高級ホテルや料亭、レストランなど、どの会場にもなじみやすく、親御さん世代からも好印象を持たれやすいのが、膝丈前後で露出を抑えた顔合わせワンピース。ここでは、両家のバランスをとりながら、セミフォーマルからスマートカジュアルの範囲で失敗しない顔合わせ服装の考え方を整理していきます。
顔合わせの服装で目指したい印象とは
両家顔合わせの服装で一番に意識したいのは、「きちんとしているのに話しかけやすい」という印象です。結婚両家の初対面の場では、花嫁となる人が落ち着いた佇まいで座っているだけで、場の空気がやわらぎます。
色味は、オフホワイトやベージュ、淡いピンク、ネイビーなど、明るさと品を感じるトーンがおすすめです。デザインは、体のラインを出しすぎないシンプル寄りのワンピースやセットアップを選び、小ぶりのアクセサリーでさりげなく華やかさを添えるイメージに。主張の強いトレンドよりも、「長く写真に残っても違和感のない装い」を目指すと、両家からの信頼感にもつながります。
会場の格と両家のバランスをそろえるのが基本
同じ両家顔合わせでも、高級ホテルの個室とカジュアルなレストランとでは、ふさわしい服装の雰囲気が変わります。まずは予約している会場のランクを把握し、「場の格」に合ったきれいめワンピースか、少し崩したスマートカジュアル寄りの装いにするかを決めましょう。そのうえで大切なのが、両家の服装のバランスです。片方の家がフォーマルに近いスーツとワンピース、もう片方がカジュアルなシャツとパンツ、といった差がついてしまうと、お互いに気まずく感じてしまうことも。事前に「ワンピースとジャケットでそろえましょう」「男性はスーツ、女性はきれいめワンピースで」など、具体的にすり合わせておくと安心です。
セミフォーマル〜スマートカジュアルが安心な理由
多くの両家顔合わせの食事会は、結婚式ほど厳格ではない一方で、普段着ではふさわしくない“ハレの日”の場です。そのため、正礼装にあたるフォーマルより一段やわらかく、きちんと感も保てるセミフォーマルからスマートカジュアルの範囲に収めるのがちょうど良いバランスと言えます。女性であれば、膝丈からミモレ丈のワンピースや、上品なブラウスとスカートのセットアップなどが代表的な選択肢です。親御さん世代の目線から見ても「きれいめで失礼がない」と感じてもらいやすく、ホテルや料亭、落ち着いたレストランなど幅広い会場に対応できます。どの程度まで華やかにしてよいか悩んだら、このセミフォーマル〜スマートカジュアルの範囲に収まっているかを一つの目安にすると、服装選びがぐっと楽になります。
両家顔合わせとは？当日の雰囲気と服装マナーの前提
両家顔合わせは、結婚を控えた二人とそれぞれの家族が、改めて挨拶を交わし親睦を深めるための大切な場です。かしこまった儀式というより、これから長く付き合っていく「家」と「家」の最初のご挨拶のようなイメージが近いかもしれません。そのため、会話を楽しめるリラックス感もありつつ、失礼のない服装マナーや立ち居振る舞いが求められます。ここでは、顔合わせ食事会の目的や当日の流れ、結納との違いを押さえながら、どのような雰囲気の中でどの程度のきちんと感が必要なのかを整理していきます。
両家顔合わせ食事会の目的と流れ
両家顔合わせ食事会の目的は、「結婚する二人の意思を両家で確認し、家族同士の距離を縮めること」です。多くの場合、レストランやホテル、料亭の個室に集まり、まずは新郎新婦となる二人から挨拶をし、その後、親御さん同士の自己紹介や家族紹介へと進みます。料理を楽しみながら、これまでのエピソードや仕事・趣味の話など、自然な会話でお互いの人柄を知っていくのが一般的な流れです。最後に結婚の時期や今後の予定について軽く確認し、お礼の挨拶で締めくくります。緊張感はありつつも、「家族になる第一歩」として温かい雰囲気で行われることが多いので、その場になじむ穏やかな服装を意識すると安心です。
結納との違いと、最近増えている「食事会スタイル」
結納は、本来は両家の間で婚約を正式に取り交わす儀式で、結納品や金額の取り決めなど、しきたりに沿った進行が特徴です。一方、両家顔合わせの食事会は、形式にとらわれすぎず、両家で一緒に食事をしながら親睦を深めることに重きが置かれます。最近は、結納を行わず「顔合わせ食事会のみ」というスタイルを選ぶカップルも増えています。その理由は、準備の負担を軽くできることや、双方の希望やライフスタイルに合わせて柔軟に形式を決められること。形式張った儀式ではないとはいえ、お祝いの場であることには変わりません。あくまできちんと感のある服装で、両家への敬意を表すことが大切です。
第一印象を左右する服装マナーの基本
両家顔合わせでは、最初の数分で受ける印象が、その日の空気を左右すると言っても過言ではありません。服装マナーの基本は、清潔感・上品さ・落ち着きの3つです。シワや毛玉のないきれいな状態の服を身につけ、肌の露出は控えめに。
胸元が大きく開いたデザインや、短すぎるスカートは避け、座ったときにも安心な丈感を選びましょう。素足ではなくベージュのストッキングを着用し、足元はきれいめなパンプスでまとめると、全身の印象が整います。色やデザインで迷ったときは、「親世代から見ても感じが良いか」を基準に考えると、両家の誰から見ても好印象な顔合わせコーデに近づきます。
両家顔合わせとは？当日の雰囲気と服装マナーの前提
両家顔合わせは、結婚を控えた二人とそれぞれの家族が、改めて向き合い「これからよろしくお願いします」と気持ちを確かめ合う大切な一日です。結婚式ほど厳粛ではないものの、普段の食事会よりは一段あらたまった特別なシーンになります。
そのため、和やかな雰囲気を大切にしつつも、両家への敬意が伝わる服装マナーを押さえておくことが欠かせません。ここでは、顔合わせ食事会の目的や基本的な流れ、結納との違いを整理しながら、どのような雰囲気の中でどの程度のきちんと感が求められるのかを確認していきます。
両家顔合わせ食事会の目的と流れ
両家顔合わせ食事会の一番の目的は、結婚の意思を両家で共有し、家族同士の距離を少しずつ縮めていくことです。多くの場合、当日は二人が先に到着して会場の確認を行い、その後それぞれの家族を迎えます。席に着いたら、まずは新郎新婦となる二人が簡単な挨拶をし、続いて両家の親御さんやきょうだいが自己紹介を行う流れが一般的です。
乾杯のあとに食事を楽しみながら、お相手の育った環境や仕事、趣味などの話題で会話を重ね、「どんなご家庭なのか」をお互いに知っていきます。終盤には、結婚時期や今後の予定に軽く触れ、最後に新郎側からお礼の挨拶をしてお開きに。このように、あくまで穏やかであたたかい場であるため、服装もかたくなりすぎず、しかしきちんと感のある装いを意識すると雰囲気になじみやすくなります。
結納との違いと、最近増えている「食事会スタイル」
結納は、本来は両家が正式に婚約を交わすための儀式で、結納品のやり取りや進行の順序など、しきたりに沿った準備が必要になります。一方、両家顔合わせの食事会は、形式ばった儀礼よりも「両家がリラックスして話せる時間」を重視したスタイルです。最近は、結納は行わず、この食事会のみを選ぶカップルも多く見られるようになりました。
場所もホテルの個室からレストラン、料亭までさまざまで、両家の希望やライフスタイルに合わせて柔軟に決められるのが特徴です。ただし、形式がやわらかい分、服装まで砕けすぎてしまうと「本当に結婚する気があるのか」と不安に思われてしまうこともあります。結婚両家の大切な顔合わせであることに変わりはないため、結納ほどの正礼装までは求められなくても、きちんと感のあるきれいめワンピースやセットアップで、節目の場にふさわしい雰囲気を整えることが大切です。
第一印象を左右する服装マナーの基本
両家顔合わせは、互いの家族にとって「初めてきちんと会う日」になることが多く、最初の印象がその後の関係にも影響します。服装マナーで意識したいのは、清潔感、上品さ、控えめな華やかさの三つです。ワンピースやブラウスは、アイロンがかかっているか、毛玉やほつれがないかを必ずチェックし、肌の露出は最小限に抑えましょう。
胸元が深く開いたデザインや、座ると太ももが見えてしまう短い丈は避け、膝が隠れる程度からミモレ丈を目安にすると安心です。足元は素足ではなく、ベージュのストッキングにシンプルなパンプスを合わせると、きちんとした印象になります。大きなロゴ入りの服や派手な柄、スウェットやデニムなどカジュアルすぎる素材は控え、小ぶりのアクセサリーと落ち着いたヘアメイクで全体をまとめると、両家の誰から見ても好印象な「顔合わせの服装」に近づきます。
顔合わせで意識したい「服装の格」とは
両家顔合わせの服装で迷ったときは、まず「どのくらいきちんとした格のスタイルがふさわしいか」を押さえておくと判断がしやすくなります。服装の格には、フォーマルやセミフォーマル、スマートエレガンス、スマートカジュアル、カジュアルといった段階があり、場の雰囲気に合わない装いを選ぶと、良かれと思った服でも浮いて見えてしまうことがあります。一般的な両家顔合わせの食事会では、正礼装までは必要ないものの、きれいめのワンピースやセットアップが似合う、セミフォーマルからスマートカジュアルの間に収めると安心です。ここでは、それぞれの服装の格の目安を整理し、顔合わせにふさわしいラインを見極めるためのヒントをお伝えします。
フォーマル・セミフォーマルの目安
フォーマルは、結婚式や格式の高い式典などで着用する、最も格の高い正礼装にあたります。女性なら振袖や留袖、ロング丈のドレスなど、男性なら礼服やモーニングといった、どこに出ても失礼のない装いが代表的です。両家顔合わせでここまで格式張るケースは多くありませんが、老舗の料亭や高級ホテルで、ご両親の希望も重視したい場合には、フォーマル寄りを意識しておくと安心です。
セミフォーマルは準礼装と呼ばれ、結婚式のゲストドレスや入学式、卒業式などでよく選ばれるランクです。膝丈からミモレ丈のワンピースや上品なツーピース、ジャケットを合わせたセットアップなどが目安となります。両家顔合わせがホテルやきちんとしたレストランの個室で行われるなら、このセミフォーマル寄りのきれいめワンピースを選んでおくと、親御さん世代から見ても「きちんとしている」という印象になりやすくなります。
スマートエレガンス・スマートカジュアルの違い
スマートエレガンスは、フォーマルほど堅くはないものの、お祝いの雰囲気に合う華やかさを持ったスタイルです。例えば、光沢のある生地のワンピースや、少し装飾の入った膝丈ドレス、きれいめなパンツドレスなどがイメージしやすいでしょう。結婚式の二次会やパーティーにも着ていけるような、上品で女性らしい装いがスマートエレガンスに近づきます。
一方でスマートカジュアルは、カジュアル寄りの中でもきちんと感を大切にした「よそ行きの普段着」に近いスタイルです。ジャケットを羽織ったワンピースや、ブラウスとスカートの組み合わせ、落ち着いた色味のニットとフレアスカートなどが代表的な例です。デニムやスニーカーを避け、素材や色味を整えることで、かしこまり過ぎずに清潔感を保てます。両家顔合わせがレストランでの食事会で、少し肩の力を抜きたい場合には、スマートカジュアル寄りのきれいめワンピースやセットアップがちょうど良いバランスです。
カジュアルはどこまで許容される？
両家顔合わせで選ぶカジュアルスタイルは、「普段着そのまま」ではなく、あくまできれいめに整えたカジュアルが基本です。家族だけの気軽な顔合わせや、カジュアルな雰囲気のカフェレストランを会場に選んだ場合でも、デニム、ショートパンツ、トレーナー、ロゴが目立つトップスなどは避けたほうが無難です。足元もスニーカーより、きれいめのフラットシューズやローヒールパンプスを選ぶと、全体の印象がぐっと引き締まります。
目安としては、「そのまま記念写真を残しても恥ずかしくないか」を基準に考えると良いでしょう。ニットとスカートのコーディネートでも、色味を抑え、丈感と素材に気を配れば、カジュアル寄りの顔合わせスタイルとして十分成り立ちます。両家の希望が「堅苦しくしすぎず、リラックスして話したい」というものであっても、お祝いの場であることを忘れずに、少しだけきちんと感を足したカジュアルを意識すると安心です。
両家顔合わせで失敗しないワンピースの選び方
両家顔合わせの服装で一番取り入れやすく、好印象を狙いやすいのがワンピースです。ただ「なんとなくきれいめ」で選んでしまうと、丈が短すぎたり、色や柄が派手に見えたりして、場の雰囲気から浮いてしまうこともあります。失敗しないためのポイントは、丈とシルエット、色と柄、素材感とデザイン、そして季節感と羽織りもののバランスを整えること。ここでは、両家顔合わせにふさわしい顔合わせワンピースを選ぶときに、必ず押さえておきたいチェックポイントを順番にご紹介します。
丈とシルエットの選び方｜膝丈〜ミモレ丈が安心
両家顔合わせのワンピースは、丈感とシルエットを慎重に選ぶことが重要です。立っているときだけでなく、椅子に座ったときやお辞儀をしたときの見え方を意識すると、自然と上品な印象に近づきます。目安としては、膝が隠れるくらいから、ふくらはぎの中ほどまでのミモレ丈が安心です。短すぎると幼く見えたり、落ち着きに欠けて見えたりすることがあります。
シルエットは、体のラインを程よく拾うフィット＆フレアや、ストンと落ちるIラインが顔合わせ向きです。ウエスト位置がほんの少し高めに設定されたデザインなら、スタイルアップしながらも上品さを保てます。反対に、過度なタイトシルエットや、ボリュームの出すぎる広がりすぎたフレアは、場によってはやや華美に見えることも。全身のバランスを鏡で確認し、「座っていても落ち着いて見えるか」を基準に選ぶと、安心して当日を迎えられます。
色・柄の選び方｜明るく上品で、派手すぎないバランスに
色選びで意識したいのは、顔まわりが明るく見え、親御さん世代からも好印象に映るかどうかです。両家顔合わせのワンピースには、オフホワイトやアイボリー、ベージュ、淡いピンク、ライトグレー、くすみブルー、ネイビーなど、柔らかく落ち着いたトーンがよく合います。濃い色を選びたい場合は、ネイビーやダークグレーのように「きちんと感」と「優しさ」を両立できる色を選ぶと、喪服のような印象になりにくくなります。
柄物を着たいときは、主張の強い大柄よりも、小さめのフラワープリントや控えめなチェックなど、近くで見ると分かる程度の柄を選ぶと安心です。原色の組み合わせやビビッドな配色は、写真に残したときに浮いて見えることもあるため注意が必要です。迷ったときは、無地か、ワントーンに近いさりげない柄を選び、「両家の集合写真に写ったときに、自然になじんでいるか」をイメージして決めると失敗しにくくなります。
素材とデザインのポイント｜レースやフリルは「控えめな華やかさ」まで
素材とデザインは、顔合わせワンピースの「格」を左右する大切な要素です。おすすめなのは、ほどよい厚みがあり、透け感の少ないきれいめな布帛素材や、目の詰まったハイゲージニットなど。光沢が強すぎるとパーティードレスのように見えてしまい、逆にカジュアルすぎる薄手のカットソー素材だと、特別感が物足りなく感じられることがあります。
レースやフリル、パールなどの装飾は、「控えめな華やかさ」を意識するのがポイントです。レースは袖や襟だけにあしらわれたデザイン、フリルは一か所に軽く入ったものを選ぶと、上品さと可愛らしさのバランスが取りやすくなります。ビジューの装飾や大きなリボンがたくさん付いたデザインは、どうしても若々しく見えすぎることがあるため、両家顔合わせでは避けるのが無難です。装飾をワンポイントにとどめ、アクセサリーでさりげなく華やかさを足すくらいの感覚でまとめると、品の良い印象に仕上がります。
季節感の出し方と羽織りものの選び方
同じワンピースでも、季節感の出し方次第で印象は大きく変わります。春先なら、明るめのベージュや淡いピンクのワンピースに、薄手のノーカラージャケットやカーディガンを合わせると、柔らかな雰囲気に。夏場の顔合わせでは、さらりとした素材のワンピースを選びつつ、室内の空調対策として軽い羽織りを用意しておくと安心です。秋冬は、少し深みのある色合いや、適度な厚みのある素材で季節感を出し、タイツではなく肌なじみの良いストッキングとパンプスで足元を整えると、重くなりすぎず上品にまとまります。
羽織りものは、ジャケットやボレロ、カーディガンなど、ワンピースより少しだけきちんと見えるアイテムを選ぶと便利です。肩や二の腕の露出を抑えられるだけでなく、会場の格に合わせてきちんと感を調整する役割も担ってくれます。色はワンピースと同系色、もしくはベージュ・ネイビーのような万能カラーを選ぶと、コーディネート全体がすっきりまとまりやすくなります。当日の気温と会場の雰囲気を思い浮かべながら、「脱いでも着てもきれいに見えるか」を基準に羽織りものを選ぶと、長時間の顔合わせも快適に過ごせます。
ワンピース以外の服装は？パンツスタイル・セットアップの選び方
両家顔合わせと聞くと、まずワンピースを思い浮かべる方が多いですが、きちんと感のあるパンツスタイルやセットアップも、シーンによってはとても心強い選択肢になります。特に動きやすさを重視したい方や、普段からパンツ派の方にとっては、自分らしさを保ちながら丁寧な印象を伝えられるスタイルです。ただし、カジュアルに見えやすい分、シルエットや素材、合わせる靴やトップスに気を配ることが大切になります。ここでは、パンツスタイルやセットアップで両家顔合わせに臨むときのポイントを、シーン別に分かりやすく整理していきます。
パンツスタイルが向いているシーンと注意点
パンツスタイルは、レストランでの顔合わせや、ややカジュアル寄りの食事会スタイルに向いています。椅子に座ったり立ったりする場面でも裾を気にしにくく、緊張しているときでも動きやすいのが大きなメリットです。きれいめなテーパードパンツや、落ち感のあるストレートパンツに、上品なブラウスやニットを合わせると、ほど良いきちんと感のある顔合わせコーデになります。
注意したいのは、パンツの素材とシルエットです。ハリのない薄手の生地や、カジュアル感の強いチノパン、デニムは避けましょう。ウエストやヒップにシワが寄れていないか、後ろ姿も含めて鏡で確認しておくと安心です。トップスは裾をインしてすっきり見せるか、腰骨あたりで軽く収まる丈を選ぶと脚のラインもきれいに見えます。パンプスや華奢なフラットシューズを合わせて、全体の雰囲気を「きれいめ」に寄せる意識が大切です。
きれいめセットアップ・スーツでまとめるときのポイント
きちんと感を重視したいときや、高級ホテルや格式のある会場での顔合わせには、セットアップやスーツスタイルも頼れる選択肢になります。女性の顔合わせ服装としては、ジャケットと同素材のテーパードパンツやスカートを合わせたセットアップ、柔らかい色味のノーカラージャケットとワンピースを組み合わせたスタイルなどが代表的です。
ポイントは、「ビジネススーツに見えすぎない工夫」を取り入れることです。真っ黒や濃いグレー一色だと、仕事用の印象が強くなりがちなので、ベージュやネイビー、淡いグレージュなど、やわらかさのある色味を選ぶと女性らしい雰囲気に近づきます。インナーには、とろみ素材のブラウスや、控えめなボウタイ付きブラウスなど、少しだけ華やかさを感じるアイテムを合わせると、お祝いの場にふさわしい表情になります。アクセサリーは小ぶりなネックレスやイヤリングを一つ二つにとどめ、あくまで「上品なきちんと感」を意識してまとめると良いでしょう。
彼やご両親の服装とのバランスのとり方
パンツスタイルやセットアップを選ぶときは、自分の好みだけでなく、彼やご両親の服装とのバランスをそろえることも大切です。例えば、彼がスーツにネクタイ、ご両親もフォーマル寄りの装いであれば、自分もセミフォーマルに近いセットアップやジャケットスタイルにしておくと、両家の「格」が自然とそろいます。逆に、彼がジャケットにノーネクタイ、ご両親も少しラフな印象であれば、パンツスタイルでも、きれいめブラウスとテーパードパンツの組み合わせがなじみやすいでしょう。
事前に「彼はスーツにするのか」「ご両親はどのくらいかしこまる予定なのか」を聞いておくと、服装を決めやすくなります。迷ったときは、自分だけ極端にラフにならないように気をつけながら、「彼より少し柔らかく、親御さんと同じか少し控えめなくらい」を目安にすると安心です。両家が同じ方向を向いているように見える服装バランスは、顔合わせ当日の空気を穏やかに整えてくれます。
顔合わせの食事会で押さえておきたい服装マナーとチェックリスト
両家顔合わせの服装は、デザインやトレンド以上に「マナーが守られているかどうか」が大切なポイントになります。ほんの少しの露出や足元の選び方、アクセサリーのボリュームの差で、親御さん世代から受ける印象は大きく変わります。当日は緊張して細かな部分まで気が回りにくくなるからこそ、事前にチェックしておきたい項目を整理しておくと安心です。ここでは、露出を控えるための具体的な目安や、素足NGの理由、アクセサリーやバッグ・靴の選び方、前日までに確認しておきたい身だしなみチェックをまとめました。準備の段階で一つずつ見直しておけば、当日は笑顔に集中しやすくなります。
露出を控えるときの具体的な目安
両家顔合わせでは、「少し控えめかな」と感じるくらいの露出バランスがちょうど良いと考えておくと安心です。胸元は、かがんだときにインナーが見えない程度の開きにとどめ、デコルテが大きく出るデザインは避けましょう。袖は半袖〜七分袖、もしくはノースリーブに羽織りを合わせる形が目安です。二の腕が気になる場合も、薄手のジャケットやカーディガンを一枚足せば、きちんと感と安心感の両方を得られます。
スカートやワンピースの丈は、立ったときだけでなく椅子に座った状態での長さを必ずチェックしましょう。座ったときに太ももが見えてしまう丈は避け、膝がしっかり隠れる長さ〜ミモレ丈を基準にすると失敗が少なくなります。背中の開きや、スリットの位置にも注意が必要です。後ろから見たときに肌の露出が目立たないか、鏡で確認しておくと安心です。
素足NG・足元のマナーとストッキングの選び方
両家顔合わせのような改まった場では、基本的に素足はNGと考えるのが無難です。特にレストランやホテル、料亭などで行う顔合わせでは、ベージュのストッキングを着用することで、清潔感ときちんと感を両立できます。色は肌なじみの良いナチュラルなトーンを選び、光沢が強すぎるタイプや、濃いカラータイツは避けましょう。秋冬の寒い時期でも、黒タイツはフォーマルな場では重く見えやすいため、基本はベージュのストッキング＋パンプスでまとめるのがおすすめです。
靴は、つま先とかかとが隠れるプレーンなパンプスが安心です。ヒールは高すぎない3〜5cm程度を目安にすると、歩きやすさと女性らしさのバランスが取りやすくなります。サンダルやミュール、つま先の大きく開いたデザインは避け、かかとが脱げやすい靴も控えた方が安心です。座敷や和室の場合は、靴を脱いだときにタイツやストッキングが伝線していないかどうかも印象に関わるため、予備を一足バッグに入れておくと心強いですよ。
アクセサリー・バッグ・靴の上品なまとめ方
小物選びは、顔合わせコーデの印象を決める大切な仕上げです。アクセサリーは「控えめに一つか二つ」が基本。小粒のパールネックレスや華奢なチェーンネックレス、耳元には小さめのパールやストーンのイヤリング・ピアスなど、さりげなく光る程度のものがちょうど良いバランスです。大ぶりのアクセサリーや揺れが大きいデザイン、ジャラジャラと音のするブレスレットは、落ち着いた場では目立ちすぎることがあります。
バッグは、A4サイズの大きなトートではなく、長財布とハンカチ、スマートフォンが入るくらいの、きれいめなハンドバッグやチェーン付きショルダーがおすすめです。ロゴが大きく目立つデザインや、カジュアルすぎるリュック・トートは避けましょう。靴はコーデの色味に合わせたシンプルなパンプスを選び、バッグと色をリンクさせると全体がまとまりやすくなります。小物のトーンを「上品・シンプル」に寄せることで、主役であるワンピースやセットアップが落ち着いて引き立ち、写真に残ったときの印象も整います。
前日までに確認しておきたい身だしなみチェック
服装マナーを整えても、細かな身だしなみが整っていないと、どこかちぐはぐな印象になってしまうことがあります。前日までにチェックしたいのは、まず服の状態です。シワやほこり、毛玉がないか、ボタンの緩みやファスナーの不具合がないかを一着ずつ確認しておきましょう。ストッキングは、予備を含めて複数枚用意しておくと、万が一の伝線にも落ち着いて対応できます。
髪型は、顔まわりがすっきり見える清潔感のあるスタイルがおすすめです。長さにかかわらず、「かきあげたときにボサボサに見えないか」「食事の邪魔にならないか」を基準に整えると好印象につながります。
ネイルは、何も塗らないか、ベージュやピンクなどの控えめなカラーに。濃い色や派手なアートはこの日だけは控えめにしておくと安心です。当日の持ち物も、ハンカチ・ティッシュ・予備のストッキング・小さな鏡・口紅など、最低限のお直しグッズをバッグに入れておけば、食事会の途中で気になったときにも落ち着いて整えられます。身だしなみを前日までに整えておくことで、当日は挨拶や会話にしっかり集中できるはずです。
【シーン別】両家顔合わせにおすすめのコーディネート例
両家顔合わせの服装は、「どこで行うか」によって、ちょうど良いきちんと感が少しずつ変わります。高級ホテルや老舗料亭の個室、落ち着いたレストラン、家族だけの気軽な食事会など、同じ顔合わせでも雰囲気はさまざまです。ここでは、代表的な3つのシーンごとに、好印象につながるワンピースやセットアップのコーディネートイメージをご紹介します。会場が決まったら、ご自身の立場や両家の希望をふまえながら、「この場にはどのくらいの格が合うか」をイメージしつつ、ぴったりの一着を選ぶ参考にしてみてください。
高級ホテル・料亭での顔合わせ｜フォーマル寄りワンピースコーデ
高級ホテルや老舗料亭の個室で行う顔合わせは、全体の雰囲気も格式高く感じられるため、服装もややフォーマル寄りを意識すると安心です。おすすめは、膝下〜ミモレ丈のシンプルなフレアワンピースや、ウエスト位置がやや高めに設計されたきれいめワンピース。色は、ネイビーやベージュ、くすみピンク、ライトグレーなど、落ち着きと華やかさを両立できるトーンがよく合います。
素材は、適度な厚みとハリのある布帛や、きれいめなジョーゼットなど、光沢を抑えた上質なものを選ぶと、写真に残ったときも美しく見えます。冷房や肌寒さ対策として、同系色のノーカラージャケットやショールを合わせれば、よりフォーマル感が高まり、ご両親世代からも信頼感のある装いに。足元はベージュのストッキングとプレーンなパンプスでまとめ、アクセサリーは小粒パールなど控えめなものにとどめると、会場の雰囲気になじみやすくなります。
ワンピース レース襟 フィット&フレア（Liala×PG）￥11,990(税込)
ほのかな光沢感が上品な印象を与える、きちんと感のあるワンピース。繊細なレース襟が顔周りをやさしく華やがせ、両家顔合わせなどフォーマルなシーンにもふさわしい一枚です。レース襟は取り外し可能で、クルーネックのシンプルなワンピースとしても着用できる2WAY仕様。一粒パールのネックレスや小さめのイヤーアクセサリーを合わせれば、よりエレガントで品のあるコーディネートに仕上がります。
ティアード ワンピース（HUIT bouquet）￥13,200(税込)
生地を贅沢に使用したティアードデザインが、歩くたびに軽やかに揺れる華やかなワンピース。裾に向かってふんわり広がるAラインシルエットが気になる部分をさりげなくカバーしつつ、清楚で上品な印象に導きます。ほど良く開いたネックラインとバンドカラーがお顔まわりをすっきりと見せてくれるので、両家顔合わせなどフォーマルなシーンにも映える一枚です。
シックなレストランでの顔合わせ｜スマートカジュアルなきれいめコーデ
落ち着いた雰囲気のレストランでの顔合わせなら、セミフォーマルほど堅くしすぎず、スマートカジュアル寄りのきれいめコーデがちょうど良いバランスです。例えば、上品なニットやブラウスに、タイトすぎないきれいめスカートを合わせたスタイルや、シンプルなワンピースにカーディガンを羽織ったコーディネートなどが挙げられます。
色使いは、レストランの落ち着いた照明にも映える、柔らかなベージュやピンクベージュ、ライトブルー、くすみグリーンなどが◎。柄を取り入れる場合も、小さなフラワープリントや控えめなチェックなど、近くで見るとわかる程度のものにすると、きちんと感を損ないません。
足元はローヒールパンプスや、華奢なフラットシューズでも問題ありませんが、つま先とかかとが隠れるデザインを選ぶとより安心です。全体を「上品だけれど話しかけやすい雰囲気」に整えるイメージでコーディネートすると、食事中の会話も自然と弾みやすくなります。
ボンバーヒート Aライン ワンピース（HUIT bouquet）￥14,080(税込)
フレアシルエットが女性らしい、シンプルデザインのワンピースです。伸縮性のある素材を採用し、きれいめな印象でありながら、ストレスの少ない着心地が魅力。内側にはボンバーヒート生地を使用しており、身体をふんわり包み込むようにあたためてくれるので、寒さが気になる季節の外出にも心強い一枚です。
レース襟 リラックス ワンピース（le reve vaniller）￥13,750(税込)
ハリのあるきれいめカットソー生地を使用した、セミフォーマル仕様のレース襟ワンピース。もっちりとした程よい肉厚感で身体のラインを拾いにくく、ゆったりとしたシルエットでもきちんと見えを叶えます。さりげなくハート柄を編み込んだスカラップレースが、顔周りに上品な甘さをプラス。シワになりにくい素材だから、両家顔合わせなど長時間の食事会でも、美しいシルエットをキープしながら快適にお過ごしいただけます。
シャイニーブレード ストレッチ ワンピース（Prima Scherrer）￥12,980(税込)
ストレッチの効いた素材で動きやすく、長時間の着用も快適なセミフォーマルワンピース。襟と袖口にあしらった配色のブレードと異素材のアクセントが、さりげない華やかさを添え、モダンで女性らしい印象に導きます。ほどよい肉厚感と落ち感のある生地が美しいシルエットをつくり、両家顔合わせなどきちんと感の求められるシーンにもふさわしい一枚です。
レース 襟付き ブラウス（HUIT bouquet）￥9,790(税込)
ふんわりとしたシルエットが女性らしく、清楚な印象を与える上品ブラウス。繊細なレース襟がさりげなく華やぎを添え、顔まわりを明るく見せてくれます。シンプルで主張しすぎないデザインながらきちんと感があり、両家顔合わせの食事会など、相手のご両親にも好印象を与えたいセミフォーマルなシーンにぴったりの一枚です。
襟付き ジャガード ペプラム ブラウス（HUIT bouquet）￥10,780(税込)
表面にジャガード織りの凹凸を施した、品の良さが際立つ襟付きブラウス。微光沢のある生地が動くたびにさりげなく艶めき、顔合わせにふさわしいきちんと感を演出します。ふんわり広がるペプラムシルエットとヒップまで隠れる着丈で気になるラインを自然にカバーしつつ、パンツスタイルも女性らしく仕上がる一枚です。
気取らない顔合わせ｜きれいめカジュアルでほどよくリラックス
家族だけの気軽な顔合わせや、カジュアルな雰囲気のカフェレストランを会場に選ぶ場合は、「きれいめカジュアル」でほどよく力を抜いたコーディネートがおすすめです。ニットとフレアスカートの組み合わせや、ブラウスとワイドすぎないパンツのコーディネートなど、日常より少しだけ特別感を足した装いがイメージしやすいでしょう。
ただし、あくまで結婚両家の大切な場であることを考えると、デニム、スウェット、スニーカー、ロゴが目立つアイテムなどは控えたいところです。トップスは無地またはさりげない柄を選び、色味も落ち着いたトーンでそろえると、写真に写ったときにも上品に見えます。足元は、フラットシューズやローヒールであっても、つま先とかかとが隠れるきれいめなデザインを選ぶと安心です。「親御さんの前に出ても恥ずかしくない、少しよそ行きの休日コーデ」という感覚で整えると、リラックスした空気と礼儀正しさを両立した、好印象の顔合わせスタイルに仕上がります。
パフスリーブ 8分袖 ペプラム ブラウス（Liala×PG）￥6,490(税込)
贅沢に生地をたっぷり使ったペプラムデザインが、ふわっと女性らしいシルエットを描くブラウス。肩口にギャザーを寄せたボリュームのあるパフスリーブは、二の腕をさりげなくカバーしつつ、手元を華奢に見せてくれます。前後差のある裾はヒップラインをきれいに包み込み、サッと着るだけで大人可愛い印象に。さらっとした厚手のブラウス素材はハリ感があり、立体感のあるシルエットをキープ。きれいめパンツを合わせれば、両家顔合わせにもふさわしい上品なコーディネートが完成します。
マリン ワイド パンツ（le reve vaniller）￥8,690(税込)
ワイドシルエットでリラックス感がありながら、フロントに並んだゴールドボタンがきちんと感を添えるマリンパンツ。すとんと落ちるシルエットとセンタープレスの縦ラインで、脚をすっきり長く見せてくれます。ハイウエストデザインでスタイルアップ効果も抜群。さらっとしたきれいめ生地はシワになりにくく、カジュアルレストランでの両家顔合わせにもぴったりです。タイトなブラウスや薄手のニットをインしてウエストまわりのディテールを見せると、大人のきれいめパンツスタイルが完成します。
裏起毛 オードリー パンツ（Liala×PG）￥10,450(税込)
細身のテーパードシルエットで、パンツスタイルでもきちんと感を引き立てる一本。脚のラインを拾いすぎない程よいフィット感で、美脚見えを叶えてくれます。表面は緻密でほんのり艶のあるきれいめ素材、裏側には起毛を施し、あたたかさと穿き心地の良さを両立。ウエスト後ろはゴム仕様で長時間の食事会でも窮屈になりにくく、裾スリットが足元をすっきりと見せてくれます。両家顔合わせのきれいめパンツコーデにもおすすめの一本です。
まとめ｜両家顔合わせの服装はTPOに合わせた「きれいめワンピース」を軸に
両家顔合わせの服装で迷ったときは、「清潔感のあるきれいめワンピースを軸に、会場の格と両家の雰囲気に合わせて調整する」という考え方を押さえておけば、大きく外れることはありません。丈は膝丈〜ミモレ丈、色は明るく上品なトーン、露出は控えめに。そこへ、パンツスタイルやセットアップ、羽織りものや小物でバランスを整えていくイメージです。高級ホテルや料亭、シックなレストラン、気取らない食事会など、どのシーンでも大切なのは「両家への敬意が伝わる丁寧さ」と「自分らしい落ち着き」。この記事でご紹介したポイントを一つずつチェックしながら、「これなら胸を張って臨める」と思える一着を選んでいただけたら嬉しいです。緊張する場ではありますが、服装が整っていれば、その分だけ笑顔と会話にゆとりを持てます。
FAQ
Q. 顔合わせの服装で女性がNGなのは？
女性の顔合わせに向かない服装は、露出度の高い服です。丈の短いスカートは、椅子に座ったり正座をしたりするときに太ももが見えすぎてしまいます。胸元が大きく開いたトップスも、露出が高くなるため避けた方が無難です。ノースリーブのワンピースなどを着る場合は、カーディガンやジャケットを羽織り、落ち着いた印象に整えましょう。
Q. 顔合わせの時の女性の服装は？
服装選びの基本的なポイントは「両家の格を合わせること」と「会場の雰囲気と合わせること」です。女性の服装は、淡いパステルカラーのワンピースなど、上品で柔らかな印象のスタイルがぴったり。和装の場合は、訪問着・色無地紋付・色留袖（三つ紋または一つ紋）などが適しています。
Q. 両家顔合わせの服装でNGなのは？
両家顔合わせの場で控えたいのは「露出の多い服装」「原色など派手な色や柄の服装」、そして「素足」です。胸元が大きく開いていたり、スカート丈が極端に短かったりする服は、親御さん世代から見ると落ち着きに欠ける印象に。全体のトーンは落ち着いた色合いでまとめ、足元はベージュ系ストッキングとパンプスを合わせると安心です。
Q. 顔合わせの母親の服装でNGなのは？
母親の服装は、主役のふたりより控えめにするのが基本です。新郎新婦よりも目立つ服装や格の高い服装は避けましょう。また、露出の多い服装や派手な色柄の服装も、顔合わせの場にはあまりおすすめできません。特に座敷に上がる会場では正座することもあるため、スカート丈が短すぎると太ももが見えすぎてしまうことがあります。膝が隠れる丈を目安に選ぶと安心です。
Q. 顔合わせで全身黒はNGですか？
顔合わせはお祝いの場にあたるため、全身真っ黒なコーディネートは避けた方が良いとされています。ブラックやネイビーなど濃い色の服を着る場合は、バッグや靴、アクセサリーで明るい色やパールを取り入れ、華やかさと柔らかさをプラスしましょう。
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