水村里奈 輝くためのMy Style ~働く女性の「ワタシ服」~ vol.1

水村里奈 輝くためのMy Style ~働く女性の「ワタシ服」~ vol.1

リール動画で話題!
ダンサー・水村里奈さんの「ワタシ服」

Joint Spaceでは様々なフィールドで活躍する女性に、輝くための「ワタシ服」についてインタビュー。

今回お話を伺ったのは、コンテンポラリーダンサー・振付師の水村里奈さん。
フリーダンサーとして、人気アーティストのライブ・ミュージックビデオの振付・出演をされる傍ら、
誌面や広告のモデル業のほか、最近ではInstagram内のリール動画が注目を集めています。
そんな水村さんに、ダンスとの出会いやこれまでのキャリア、ファッションへのこだわりについてお話を伺いました。

P R O F I L E

水村里奈(みずむらりな)/コンテンポラリーダンサー・振付家

フリーランスダンサーとして活動。
ゲスの極み乙女。等を始めとするアーティストライブ・ミュージックビデオにて振付を担当。
その他、RADWIMPS、水曜日のカンパネラ、須田景凪、LUCKY TAPESなど
多数のアーティストのミュージックビデオに出演。
ダンサー・振付家と並行して、ブランドの広告モデルやビューティー雑誌モデル、着物モデル等の撮影も幅広く行う。

水村里奈


ーー現在はコンテンポラリーダンサー・振付家としてご活躍されていますが、ダンスに出会ったきっかけなどがあれば教えてください。
10歳頃、地域の区民館でやっているバレエ教室へ行く妹に付いていき、親の勧めで一緒に体験することになったのがきっかけでしたが、続けていくうちに私のほうが妹よりもバレエにハマってしまい、本格的に始めるようになりました。

高校受験の際、最初は進学校への進学を考えていたのですが、受験勉強の間もバレエが大好きで離れられずダンスを学べる学校への入学を決め、バレエとコンテンポラリーダンスがある中で、そこではコンテンポラリーダンスのコースに進みました。
学校では身体やダンスについて幅広く学び、授業の後はさらに習い事のバレエに通っていましたね。


ワンピース ワッフル編み バイカラー Liala×PG
出典:@rina_mizumura

ーー本当にダンス漬けの学生時代だったんですね!バレエとコンテンポラリーダンスはそれぞれ違った良さがあると思うのですが…
バレエは正解が決まっている一方、コンテンポラリーダンスは正解がなく、自分で自らのダンスを見つけていくという形なので、私はバレエを極めてきていたのですが、コンテンポラリーダンスを通して、自分で(正解を)作る楽しさを知っていきました。
高校卒業後は日本女子体育大学の舞踊学専攻へ進んだのですが、芸能活動やストリートダンス、ジャズダンス、日本舞踊、フラメンコなどをやっている周囲の影響で、表現の幅がさらに広がり、そこで自分自身のダンスの雰囲気も変わっていったかもしれません。

ーー大学卒業後の進路として、現在のお仕事を決めたきっかけは何かありましたか?
きっかけはミュージックビデオ(以下、MV)に出演したことでした。それまでは、ダンサーとしての進路は、舞台で踊るかダンス講師をするか海外に留学をするか…漠然としか考えていませんでした。
ですが、たまたま大学で行われたMV出演オーディションを受け、実際に出演させていただいた時に、ダンスが映像と交わることで自分たちの(ダンスの)魅力も増すということや、たくさんの人に見てもらえるというリアクションの大きさを知り、「こういう働き方があるのか」と、映像を通した表現方法をもっと知りたいなと思うようになりました。


@rina_mizumura
出典:@rina_mizumura

ーー最近ではInstagram内リール動画でも話題を集められていますが、リール動画の内容はどのように考えられていますか?
基本的にダンスの振り付けをする時は、まず即興で動いてみて、じわじわとアイディアを生んでいくことが多いですが、リールはその場で思いついたものを何度か練習してやってみるという形で投稿しています。「これどう?」と撮影してくれる人に聞いてみたり(笑)。

ーーいま多くの方からリール動画が注目されていると思いますが、投稿を始めたきっかけや反響はいかがですか?
「ダンサーならリールは活用してみると良いよ」と勧められたのがきっかけでしたが、15秒の中で自分が本当にやりたい表現するのは難しいと思い、じゃあもう(ネタに)振り切ってしまおうと(笑)。
周りからの反応も大きいですね…!先日、電車に乗っている際に久しぶりに会った高校の同期に「リール見たよ」と声をかけられましたね(笑)。

コンテンポラリーダンスを広めることだったり、もっと知ってもらうことだったり、好きになってもらったりすることが一番嬉しいので、動画はネタのようなものですが(笑)、(コンテンポラリーダンスを知るきっかけに)繋げられたらと思っています。

ーーリール動画以外でも、InstagramやYouTubeなどで様々な発信をされていますが、SNSでの発信で意識されていることはありますか?
以前はプライベートのことを結構載せていたのですが、初めてMVに出演させていただいた際に「いま自分のInstagramを見てオファーをしたくなるか」とすごく考えるようになり、ダンサーとしてのホームページになるようなSNSにしていきたいと思ってからは、ダンスや動画を載せるなど、SNSでの発信に対する意識が変わりましたね。

ーーモデルなどの活動もされていますが、ダンサーの仕事に繋がる点はありますか?
大学時代からサロンモデルや読者モデルをやっていたのですが、写真も自分を表現するという意味ではダンスと重なる部分があり、カメラマンの意図をくみ取る練習にもなっていました。

撮影でお会いする方には、自分がダンスをやっているということを必ず伝えていたので、実際に撮影などのお仕事で関わった方からダンスの仕事をご依頼していただくこともありますね。モデルのお仕事をもらっても、ダンサーの仕事につなげるというのが大事かなと思っています。


水村里奈YouTubeチャンネル
出典:水村里奈YouTubeチャンネル

ーーYouTubeでの”ダンスが上手に見える服”というテーマの動画など、ファッションも注目を集めている水村さん。ぜひファッションへのこだわりをお伺いしたいです。
普段着に関しては、自分のテンションを上げてくれるかということを一番大切にしています。自分の機嫌を取ってくれるものを選ぶようにするなど、気持ちの部分に密接していることが多いですね。

レッスンをする際はプロポーションの見え方や着心地を重視していますが、レッスン着だからといってパジャマのようにヨレっとした印象になるのは嫌なので、私服と同じように自分のテンションを上げてくれるような色・形のものを選ぶようにしています。動きや所作が綺麗に見えるアイテムなど、ダンスをしている方だけではなく、街中でも着られるようなものがあったら理想的だなと思いますね。

 

水村里奈
ーー今回はJoint Space内でいくつかアイテムを選んでいただきましたが、いかがでしたか?
大人になると(服装を)あまり派手にできないシーンが増えると思うのですが、「and Cherim」のチェックパンツなどのような、色や柄などの遊び心は今後も取り入れていきたいと思っています。「FEERICHERU」のブラウスも、シンプルでとても取り入れやすかったです。

またこの秋は、フワッとしたワンピースにあえてゴツめのブーツを合わせるような、女性らしさとカッコよさをミックスさせたようなファッションなどにも注目しています。

ーー今回は「働く女性の「ワタシ服」」をテーマにお話を伺いましたが、お洒落を楽しむこと含め、水村さんの自分らしく輝くために大切にされていることなどはありますか?
直感ですね…!周囲からのアドバイスが役立つこともあると思いますが、自分の直感や感覚って、その人にしかないものだと思うので、閉じ込めないようにしたいです。
お洒落を楽しむ際には、例えば「このパンツは私には若すぎるかな」などと思わずに、自分の直感を大切にしたいですね。



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